「100年に一度の大不況」の大合唱が巻き起こった、ここ約半年間。ようやく復活の兆しは見えつつあるものの、まだなお日本経済は厳しい局面にある。
そうしたなか、採用を控える、または規模を縮小する企業も多く、「なかなか思うような転職は難しい」というのが、一般のイメージではなかろうか。では、実際にこの時期に、あえて転職を果たした人の実情はどうだったのか。
エンジニアと待遇について、さまざまな切り口から、その最新事情をアンケート調査で明らかにする。今回は、『なぜ?不況期の転職者91%が「転職成功」と答えた理由』と題して、2008年10月から2009年6月にかけて転職したエンジニア100名を対象に、転職給与の増減や満足度を訊ねている。
給与に関しては、2008年10月の転職者では年収が「増えた」人が64%、「減った」人が14%だったのに対して、2009年5月の転職者ではその数値が逆転し、「増えた」人が25%、「減った」人が75%と、さすがに不況の影響は隠せない。
しかしその一方で、題名にあるように「今回の転職は成功したと思うか」という設問には、意外なことに91%もの人が「成功」と答えている。年収減の人も少なくないなか、年収の満足度についても、「満足している」43%、「普通」37%で、8割が「普通」以上の満足度という結果となった。







